インプラント「指導医」である院長が担当
当院の院長は、インプラント治療の分野において豊富な経験と高い専門性を持ち、患者さんの診療にとどまらず、国内外での論文発表も数多く行っている実力派ドクターです。
以下の
4種の資格を有しており、これまでの
インプラント症例は5,000件を超え、治療歴は26年にわたります。
また、
All-on-4(オールオン4)についても100件以上の実績があります。
国内でも数少ない高度な資格を保持する専門家の一人で、
他院でのリカバリーを含め、どんな難症例でも対応可能です。
また院長は、
「痛くない・腫れにくい」インプラント治療を得意としており、術後に鎮痛剤が不要な患者さんも多いのが特長です。
✅ICOI(国際口腔インプラント学会)指導医
✅ITIインプラントスペシャリスト
✅ITIインプラント認定医
✅ブローネマルクインプラント 認定医
治療についての基本方針
当院では、「すべて抜いてインプラントにする」のではなく、「少しでも健康な歯は残す」という方針を大切にしています。
必要なところにだけインプラントを行い、ご自身の歯を生かしたバランスのよい治療計画を心がけています。
ただし、総入れ歯の方や歯がほとんど残っていない方には、4本のインプラントで全体を支える「All-on-4」にも対応しています。残存歯の有無やお口全体の状態を丁寧に診査したうえで、最適な治療法をご提案します。
院長・中島 信二
経歴
| 東京医科歯科大学歯学部 卒業 |
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| 飯島歯科医院 勤務 |
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| 金子歯科医院 勤務 |
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| 中島歯科医院 開院 |
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資格・所属学会・団体
- ICOI(国際口腔インプラント学会)指導医
- ITIインプラントスペシャリスト
- ITIインプラント認定医 ITIメンバー
- ブローネマルクインプラント 認定医
- NobelBiocare Platinum Member
- European Association for Osseointegration会員
- Academy of Osseointegration会員
- 日本歯科医学会会員
- ハーバード大学インプラントコース終了
- ポルトガル・リスボン・ポールマロークリニック研修
- ノーベルバイオケア社 プラチナメンバー
- Xガイド社 表彰
ICOI Diplomate (指導医)
当院の院長は、インプラント治療の国際的な学会「ICOI(国際インプラント学会)」において、最上位の資格である“Diplomate(指導医)”を取得しています。
この資格は、補てつ治療(かぶせ物など)と外科処置の両方を行う歯科医師の中でも、特に高いレベルの臨床経験と知識、技術を持つことが認められた証です。
インプラントに関して深い専門知識と豊富な実績を有する院長が、患者さま一人ひとりに最適な治療をご提案いたします。安心してご相談ください。
国内外での学会発表
ヨーロッパ最大のインプラント学会「ICOI」など、国内外の学会で数多く発表しています。
しかも痛みゼロ「睡眠無痛治療」に対応
当院では、「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」を行っています。
鎮静剤を静脈に投与することで、半分眠ったようなリラックス状態になり、痛みや恐怖をほとんど感じることなく治療を受けていただけます。
施術時には、日本歯科麻酔科学会の「専門医」が立ち会い、万全の体制で安全に配慮。また、全身麻酔に比べて身体への負担が少ないのも大きな特徴です。
※自費治療となります。1回あたり88,000円(税込)
大学病院レベルの「環境」があります
インプラント専用のオペ室の他、様々な精密機器を揃えて、患者さんの負担軽減、治療精度の向上に努めています。それぞれご紹介します。
コラム人為的ミスを最小限にする「X-Guide(エックスガイド)」
インプラント治療で大切なのは、正確な位置に安全にインプラントを埋め込むことです。
「X-Guide(エックスガイド)システム」は、手術中にドリルの位置や角度をリアルタイムに3Dで確認できる、最新のナビゲーションシステムです。治療の精度を飛躍的に高め、人為的なミスを防ぐことができます。
当院では、全てのインプラント治療にX-Guideを使用しており、技術だけでなく、設備面からも「安心できるインプラント治療」をご提供しています。
特徴1:神経や血管をしっかり避けて、安全にインプラントを埋入
インプラント治療では、歯ぐきの下にある「神経」や「血管」などの重要な組織を避けることがとても大切です。X-Guideは、術中のドリルの向きや深さをリアルタイムにモニタリングするため、CT画像と治療計画に沿って、細かな位置調整をしながら安全にインプラントを埋入することができます。
特に、あごの骨が細かったり、過去に抜歯歴があったりする方でも、リスクを最小限に抑えながら安心して治療を受けていただけます。
特徴2:ズレのない、精密な治療で「長持ちするインプラント」へ
インプラント治療では、1~2ミリのズレが、将来的な噛み合わせのトラブルやインプラントの不具合につながることもあります。X-Guideでは、事前に作成した3Dシミュレーションと、手術中のリアルタイムデータを連携させることで、ズレのない、計画通りの正確な位置へと導きます。
この精度の高さこそが、治療後のトラブル予防や、インプラントの長期的な安定につながります。「一度の治療を、しっかり長く使いたい」という方には、大きなメリットといえるでしょう。
特徴3:手術時間も短縮し身体と心にやさしい治療
X-Guideのサポートにより、迷いのないオペが可能になるため、治療のスピードも大幅に向上します。結果として、患者さんの手術時間も短くなり、身体への負担や緊張感も軽減されます。
また、正確な位置に無駄なくインプラントを埋入できることで、術後の腫れや痛みが出にくく、回復もスムーズに。初めてのインプラント治療に不安を感じている方にも、安心して受けていただける体制が整っています。
その他の精密機器の活用
その他、インプラント治療に欠かせない機器をご紹介します。
いずれも安全性を高め、治療の精度を向上させるために重要な設備です。
CT
インプラントは、顎の骨に埋め込むため、骨の状態や神経・血管の位置を正確に把握することが不可欠です。
その診断に欠かせないのが「CT」です。
CTはレントゲンと同じくX線を使用しますが、お口の周囲を360度撮影することで、立体的で高精細な画像を得ることができます。
これにより、より安全かつ正確なインプラント治療を行うことが可能になります。
マイクロスコープ
「マイクロスコープ」は、歯科専用の顕微鏡で、患部を十数倍に拡大して確認できる高精度な機器です。
肉眼では見えにくい細かい部分まで確認しながら治療を行えるため、精密さと正確性が大きく向上します。
当院では、インプラント治療でもマイクロスコープを活用し、より確実で質の高い治療を提供しています。
シミュレーションソフト
CTスキャンで得られたデータは、「シミュレーションソフト」に取り込み、インプラントの最適なサイズ・挿入位置・角度などを詳細に分析します。
このシミュレーション結果をもとに作製されるのが、「サージカルガイド」です。
これは、インプラントを埋め込む位置・深さ・角度を反映したマウスピース型の装置で、手術時にお口へ装着することで、より正確で安全なインプラント埋入が可能となります。
ピエゾサージェリー
インプラント治療では、顎の骨にインプラントを埋め込むため、ある程度の骨量が必要です。
そのため、骨が薄い・足りない方には、「骨造成」と呼ばれる骨を増やす治療を行っています。
当院ではこの骨造成に、「ピエゾサージェリー」という超音波機器を使用。
ピエゾサージェリーは、骨のような硬い組織だけを選択的に切削でき、神経や血管などの柔らかい組織を傷つけにくいのが特長です。
そのため、身体への負担が少ない低侵襲な処置が可能になります。
「切らない・縫わない・腫れない」
インプラント治療
切らない・縫わない・腫れない術式「フラップレス」
従来のインプラント手術では、歯ぐきを大きく切開し、骨に穴を開けてインプラントを埋め込む必要があります。手術後は縫合も行うため、傷の治癒に時間がかかり、痛みや腫れを伴うことも少なくありません。
そこで当院では、「フラップレス」という術式を導入。
専用の器具で歯ぐきに小さな穴を開けるだけなので、切開や縫合がほぼ不要で、術後の負担を大幅軽減できます。
回復が早く、身体への負担が少ないインプラント治療を実現しています。
抜歯当日に仮歯まで入れる「抜歯即時荷重」
通常のインプラント治療は、まず抜歯を行い、傷が完全に治ってから手術を行うため、治療期間が長くなる傾向があります。
この問題を解消する方法が「抜歯即時荷重」という術式です。
歯を抜いたその場でインプラントを埋入するため、切開や縫合が不要で、治療期間を大幅に短縮できます。
手術当日に仮歯を装着できるため、食事や会話も普段通り行えます。
※すべての症例に適応できるわけではなく、事前の精密診断が必要です
総入れ歯・歯がほとんど残っていない方向け
「オールオン4(All-on-4)」にも対応
「もう噛めない」「もう笑えない」と諦めている方へ。
そんなあなたにこそ、知ってほしい治療があります。
「歯がほとんど残っていない」
「ボロボロで、人前で笑えない」
「合わない総入れ歯に悩まされている」
そんなお悩みに終止符を打つのが、「オールオン4(All-on-4)」です。
わずか4〜8本のインプラントで、片顎12本分の人工歯をしっかり支えるこの治療は、1本ずつインプラントを入れる必要がないため、身体への負担も、治療費も抑えられるのが大きな魅力。
さらに、手術当日から仮歯で会話や食事が可能です。
この治療は特に、以下のような方におすすめです
✅ 合わない総入れ歯に悩み、痛みや不便を感じている方
✅ 重度の虫歯や歯周病で多くの歯を失った方
✅ 機能も見た目も、短期間でしっかり回復させたい方
噛める喜び、笑える自信を、もう一度。まずはお気軽にご相談ください。
コラム骨が足りない時に行う、3つの治療法
インプラント治療は、顎の骨の量が十分でない場合、そのままでは手術ができません。
そのため、他院で断られた患者さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
当院では、そうした患者さんのために、骨を増やすための処置「骨造成」を行っています。
以下の3つの方法は、骨を補う、または治りを助ける目的で使われるものです。
1)サイナスリフト
サイナスリフトは、上顎の骨が大きく足りない場合に行う骨造成の方法です。
特に、骨の厚みが3mm以下の方に適しています。
頬の奥にある空洞「上顎洞(サイナス)」の膜を持ち上げ、そのスペースに人工の骨などを移植して骨を増やします。
切開範囲はやや広くなりますが、大きく骨が不足している方にも対応できる治療法です。
2)ソケットリフト
ソケットリフトは、上顎の骨が3〜5mm程度残っている場合に行う骨造成の方法です。
サイナスリフトよりも負担の少ない処置で、切開範囲も小さく済みます。
インプラントを埋める穴から、骨補填材を注入して上顎洞の膜を持ち上げることで、骨を増やします。
比較的骨が残っている方に適した方法です。
3)PRP/CGF
PRPやCGFは、患者さん自身の血液から作られる再生医療の技術です。
血液を専用の機器で処理し、傷の治りを助ける成分(成長因子)を抽出して使用します。
インプラント治療や骨造成の際にこれらを併用することで、術後の腫れや痛みの軽減、骨や歯ぐきの回復促進が期待できます。
人工物ではないため、安全性も高く、体にやさしい方法です。
信頼の「インプラントメーカー」を採用
インプラントは、長い人生を支える大切な治療です。
そのため当院では、世界的に信頼されているトップメーカーの製品のみを厳選して使用しています。
使用するインプラントは、長年の研究と実績を持ち、安全性・耐久性ともに優れたものばかり。
患者さんにより高い治療成果と安心を提供するために、信頼できるメーカーだけを採用しています。
当院で導入しているメーカーについて、以下でご紹介します。
ノーベルバイオケア
ノーベルバイオケアは、世界初インプラント治療を成功させたパイオニア的メーカーです(1965年)。
特に注目すべきは、40年以上にわたりインプラントを問題なく使用している患者さんの実例があることです。
この長期的な実績からも分かるように、ノーベルバイオケアのインプラントは非常に高い耐久性と安定性を誇ります。
当院でも、信頼できる選択肢のひとつとして採用しています。
ストローマン
ストローマン社のインプラントは、世界シェアNo.1を誇る信頼性の高いメーカーです。
特に、インプラントの周囲に炎症が起こる「インプラント周囲炎」の発生リスクが低いことで知られています。
また、10年以上の長期使用でも高い生存率が確認されており、耐久性にも優れた実績ある製品です。
当院では、このストローマンインプラントを積極的に採用しています。
ネオデント
ネオデントは、ストローマン社が手がける新しいインプラントブランドです。
埋入時に骨としっかり結合しやすい構造を持っており、安定性に優れています。
また、高品質でありながらコストパフォーマンスにも優れているため、
より多くの患者さんに安心して治療を受けていただける選択肢のひとつです。