科学的根拠のある治療法で
「再発/抜歯」を予防
- 「マイクロスコープ」で患部を拡大
- 「CT」を使用した正確な画像診断
- 再発を防ぐ「MTAセメント」
- 「歯根端切除術」で抜歯を回避する
「日本式」根管治療の再発率は半数以上
根管治療は、虫歯が神経に達したときに歯を残すために行う、とても大切な治療です。
しかし、「治療したのにまた痛みが出た」「何度も通っているのに治らない」そんなお悩みを抱える方が少なくありません。
実際、日本の根管治療では再発率が50%以上ともいわれています。その主な原因は、治療中に目に見えないほど小さな虫歯菌が取り切れず、歯の奥に残ってしまうことです。患者さんの努力不足では決してありません。
根管治療は非常に繊細で、わずかな見落としが数ヶ月~数年後に炎症を再発させてしまうことがあるのです。
だからこそ、当院では再発リスクを最小限に抑えるための体制を整えています。
拡大視野下での精密な処置、高性能な器具の使用、徹底した感染対策。
目に見えない原因にこそ、しっかりと向き合う。それが、再発を防ぐ第一歩だと私たちは考えています。
当院の「根管治療」
当院では、海外で実績のある高度な器具や技術を積極的に導入しています。
具体的には、次の機材や材料を使用することで、治療精度を向上させています。
✅「マイクロスコープ」「高倍率ルーペ」活用
✅「CT」による可視化治療
✅「ニッケルチタンファイル」で感染部位を除去
✅「MTAセメント」で根管充てん
✅「EDTA」「次亜塩素酸ナトリウム」で殺菌洗浄
以下で、当院の根管治療を詳しくご説明します。
「マイクロスコープ」「高倍率ルーペ」による治療
根管の形状は患者さんごとに異なり、一部は直径1mmにも満たないほど非常に細く複雑です。こうした狭い根管の中から感染部分を取り除く作業は、非常に高い精度が求められます。
しかし現在でも、肉眼だけで根管治療を行っている歯科医院も多く、見落としによる再発リスクは否定できません。
当院では、歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」や「高倍率ルーペ」を使用し、患部を拡大して確認しながら治療を行っています。特にマイクロスコープは、視野を十数倍に拡大できるため、肉眼では見えない細部までしっかりと把握することが可能です。
「CT」による可視化治療
根管は非常に細く複雑な形をしており、肉眼で見ることはできません。そのため、根の状態を正確に把握するにはX線検査が欠かせません。
一般的な歯科医院では2次元の「レントゲン」が使われていますが、当院ではより高精度な「CT」を導入しています。
CTは撮影機器がお口の周囲を360度回転しながら撮影するため、根管の形状や病変の位置を立体的に、より鮮明に把握することが可能です。
下の画像は、同じ患部をCTとレントゲンで撮影した比較です。
左の画像はCT、右はレントゲンで撮影したものです。
CT画像では、赤丸の部分に黒い影が確認でき、これは炎症が起きているサインです。
一方、右のレントゲンではこの影は見えません。
つまり、レントゲンだけでは炎症を見逃す可能性があるということです。
炎症を放置すると悪化し、最終的に抜歯が必要になるリスクもあります。
当院では、そうした見落としを防ぐため、精密な診断が可能なCTを導入しています。
「ニッケルチタンファイル」で感染部位を取り除く
根管内の感染した神経を取り除く際には、「ファイル」と呼ばれるヤスリ状の器具を使用します。
多くの歯科医院ではステンレス製のファイルが使われていますが、この素材は硬いため、複雑に湾曲した根管にはうまくフィットせず、感染した組織を完全に除去しきれないことがあります。
当院では「ニッケルチタン製ファイル」を採用しています。
このファイルは非常に柔軟性が高く、複雑な根管の形状にもスムーズに沿うため、感染部分をしっかりと削り取れます。
「MTAセメント」で根管充てん
根管内を洗浄し神経を取り除いた後は、空洞となった部分を充てん材でしっかりと封鎖する必要があります。
当院では、高性能な「MTAセメント」を使用しています。
このMTAセメントは、
・すき間を作らない高い密閉性
・患部の細菌を抑える殺菌力
・歯を内側から支える強度
といった優れた特性を持ち、再発リスクの低減に大きく貢献します。
こうした材料と技術を駆使し、当院では欧米に匹敵する高水準の根管治療を提供しています。
※自費診療となります
「EDTA」「次亜塩素酸ナトリウム」で殺菌洗浄
神経を取り除いた根管内には、目に見えない「削りカス」が残ります。
この削りカスには虫歯菌が付着しており、手作業では完全に除去できません。
一部の医院では、このまま被せ物をしてしまうことがあり、それが再発の原因になるケースもあります。
当院では、削りカスに付着した菌に対応するため、「EDTA」と「次亜塩素酸ナトリウム」を使った洗浄を行います。
どちらも高い殺菌力を持つ薬剤で、根管内の汚れをしっかりと溶かし、洗い流すことで再発リスクを抑制します。
難症例に対応~抜歯を防ぐ「歯根端切除術」
根管の再発によって炎症が悪化すると、歯の根の周囲に膿がたまることがあります。
この状態になると、通常の根管治療では対応が難しく、抜歯が必要になることもあります。
当院では、歯を残す手段として「歯根端切除術」を行っています。
歯ぐきを外側から切開し、根の先端と膿の袋を直接取り除くことで、炎症を改善する治療です。
この術式は、すべてのケースに適応できるわけではありませんが、当院ではできる限り歯を残す治療を行っています。
初診「個別」相談へのご案内
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

- 〒168-0071
東京都杉並区高井戸西2-1-26 - 井の頭線「高井戸駅」徒歩30秒